作品紹介

  • 御所車

    御所車/ 斎藤 竧作
    平安中期以降の朝廷に仕える貴人が乗る、牛の引く館者全般をいう
    細かく切り込みを入れた御簾(みす)を見て欲しい雅な一品である
  • 上野東照宮

    上野東照宮/ 中島 清作
    金蘭豪華な東照宮、金色の和紙での製作は相当な技量を要する
    山鹿灯籠では宮造りと称する
  • 水車のある家

    水車のある家/ 松本 清記作
    灯籠製作の第一人者と称された氏の戦後の代表作
    作家の尾崎士郎をして「賤が伏屋(しずがふせや)の灯籠に灯りを点じて山鹿の街を偲び候」と讃仰せしめた
  • 鳥かご

    鳥かご
    竹ひごの部分から中に入った小鳥に至るまで、中を空洞に造っている
    山鹿灯籠で伝統的に造られている形式のひとつ
  • 金閣寺

    金閣寺/ 徳永 正弘作
    米国のジョンソン大統領に佐藤首相から贈られた作品(レプリカ)
    上部にある鳳凰(ほうおう)は羽の一枚一枚までもが緻密に表現されている
  • 矢壺

    矢壺
    端午の節句に贈られることもある
    壺部分には灯りが入る
    山鹿灯籠で伝統的に造られている形式のひとつ
  • 祐徳稲荷神社

    祐徳稲荷神社/ 徳永 正弘作
    山鹿灯籠における宮造りは屋根貼りが命である
    和紙の重なりを目立たせることなく、接着部分だけを薄く削いだ和紙を多めに貼ることで、唐破風(からはふ)屋根特有の美しい曲線を再現している
  • 古今伝授の間

    古今伝授(こきんでんじゅ)の間/ 徳永 正弘作
    熊本県からの制作依頼で、宮内庁に献上したもの(複製品)
    山鹿灯籠の製作は、技術力は勿論のこと途方もない技の細かい部品作りや単純作業などの根気強さが求められる
  • 姫路城

    姫路城/ 中島 清作
    坂東玉三郎丈が、泉鏡花(いずみきょうか)の戯曲「天守物語」を山鹿の八千代座で演じたのを記念して制作されたもの
  • 座敷造り

    座敷造り
    宮造りと異なり、床の間・書院・掛軸に至るまで再現している
    誰かが住んでいそうな気がする一品
  • 金刀比羅宮旭社

    金刀比羅宮旭社(ことひらぐうあさひしゃ)/ 村上 勝徳作
    銅瓦葺(どうかわらぶき)の二層の建物で全体に多くの美しい彫刻がなされている
    神仏分離以前の松尾寺の金堂であり、そのあまりの豪華さに江戸時代に参拝した森の石松は、本堂と誤りここへの参拝のみで帰ってしまったと伝えられる
  • 古式台灯

    古式台灯
    金灯籠に始まった山鹿灯籠は長い歴史の中で宮造り・座敷造りなどへ多様化してきた
    古式台灯は中でも古くから伝統的に作られている形式
  • 法隆寺 金堂

    法隆寺 金堂/ 中島 清作
    法隆寺は世界最古の木造建築間口5間、奥行き4間の入母屋(いりもや)構造
    山鹿灯籠の中でも大きな作品である
    和紙造りとは思えない重厚な作品となっている
  • 法隆寺 五重塔

    法隆寺 五重塔/ 徳永 正弘作
    初重から五重までの屋根の逓減率(ていげんりつ)が高いことが特徴で、五重の屋根の一辺の長さは初重屋根の半分である
    これだけの高さの建造物を中空の和紙のみで歪みなく積み上げた作品から、氏の製作技術の高さが見て取れる
  • 静岡浅間神社楼門

    静岡浅間神社楼門/ 中島 光代作
    江戸時代後期を代表する漆塗極彩色(しっくいごくさいしき)が施された壮麗な楼門は、女性灯籠師ならではの繊細で丁寧な技で表現した作品となっている
  • 鞠智城(鼓楼)

    鞠智城 鼓楼(きくちじょう ころう)/ 中島 清作
    山鹿市に実在する八角形建物
    発掘調査で出土した建物の基礎構造から鼓楼として復元された
    山鹿市の要請を受け、山鹿灯籠としての八角形構造物鞠智城が完成した
  • 金灯籠

    金灯籠
    山鹿灯籠を代表する形であり、灯籠祭りで女性が頭に乗せ踊ることで全国的に知られるようになった
  • 旧安田銀行(山鹿灯籠民芸館)

    旧安田銀行(山鹿灯籠民芸館)/ 斎藤 竧作
    大正時代山鹿初の西洋建築物和紙でコンクリートを表現したが、年月を経て、現存する建物と同じように古びた風合いを醸し出している